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豊洲にあるお気に入りのファストフードでサンドイッチを食べて腹ごしらえ
そこからリムジンバスで空港へと移動して福岡へと向かうのですが…
金曜日ってこともあってか福岡便はどれも満席だということで通路側席を取ることができなかったために大きな身体をコンパクトに縮めてのフライトは窮屈でありました



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福岡空港から高速バスに乗り久留米へ
子供の頃からラーメン好きで父親に連れられ筑後エリアのラーメン店を食べ歩いていたという男が一般会社へ就職した後も夢を諦めきれず、一風堂での修業を経て1999年に『龍の家』を開業したとのことでありまして…
現在では久留米を中心に福岡や佐賀、更には熊本や東京へと店舗網を拡げ20店弱を展開する企業へと成長しているとの情報を得て、早速お邪魔してみることにいたします


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外観からはさほど感じることが無かったのですが店内へと入りますと、そこはラーメン屋とは思えない空間でありまして…
一枚板ではないものの分厚い木で作られたカウンター席や大きな木彫りのオブジェが飾られたりと、何とも居心地が良い雰囲気なんですよね
でありますから、そこへ来店されるお客さまも小さなお子さまを連れたファミリーであったり女性同士であったりと幅広いお客さまがいらっしゃいますね


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そしてラーメン
最も基本となる「純味」に加えて、背脂や香油を足した『こく味』との2本柱でありまして…
お腹が空いていたワタシは「こく味」をチョイスしてみます
とんこつラーメン発祥と言われる久留米では前日の残りスープに新しい材料を加えて炊き上げる“呼び戻し”と呼ばれる製法が一般的であるのだけど、こちらでは博多流の“とり切り”であるために臭みが少ない上品なスープに仕上がっていることも先のお客さまに支持されているってことでしょうね
若い男性陣にはちょっと物足りない感じがあるのかも知れませんが、ワタシのようなオジサンにはこういったスープのほうが身体に優しい感じもしてありがたいですね



で、こちらのお店
お客さまに対して優しいだけでなく、従業員にとっても優しい店作りが成されているんですね
多くのお店ではスープを炊くために厨房内が高温高湿となっているのですが、そのスープを炊く場所が厨房とは別室となっておりまして…
それがレジ越しに覗けるってことで、お客さまへこだわりを伝える演出にもなっているんですね
しっかりと勉強させていただきました



【龍の家】
福岡県久留米市御井旗崎1-11-1
0942-41-1010

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