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夜は新宿
仲間との飲み会が予定されていて、「とり処」ってお店へ向かいます
お店の名前ですが、「とり処 ○○○」と言うのかと思い何度か聞き返したりしたのですが、ココは「とり処」と言う直球勝負な店名なんですね
わかりやすいんだか、そうでないんだか…



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滅多にくることが無い、東口から甲州街道を潜った路地にある小さなお店でありまして、お店の奥にテーブル席が一つと、あとはカウンター席だけ
お店の外にテーブルが出されていたり、カウンター席の背にちょっとした可倒式の棚を使った立ち飲みが出来たりはいたしますが…
この佇まいは、窮屈であったり寛いで食事が出来ないお店に抵抗があるワタシが、自ら選んでくることはないタイプのお店であります



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そんなちょい飲み的なお店から、その商品にも期待を持つことは無かったのですが…
お通し的に出されたポテトサラダと牛もつの煮込みをいただいた時点で、そんな思いが一転、一気にこれからいただく焼鳥に期待感たっぷりとなりまして、焼き上がるのが待ち遠しいほどであります
大根おろしをたっぷりと被った“ささみのたたき”は程よくレアな状態でありまして… フワッと軟らかい食感とポン酢の美味しさが光っていますね


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“ハツモト”であるとか「さえずり」でといった希少なモノを焼いて下さったのですが、実はワタシ、あまりこの手のモノが得意ではなくて…
で、恐る恐るそれを口にしたのですが、これまでいただいたソレとは全く異なる食感や風味でありまして、全く別物と言えるほどの美味しいではないですか
使われている素材の新鮮さも異なるのでしょうが、その焼に美味しさの秘訣があるのでしょう


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あまりの美味しさに写真を撮ることを忘れてしまった商品もいくつか…
これが美味しいと感じられるようになったらオジサンの仲間入りとも言われる銀杏 その渋味と言いましょうか苦味と言いましょうか… ちょっと癖がある香りもとっても美味しくて… キチッと振られたお塩が決まっているんですよね
そして“しんじょ”
進丈、真丈、真薯、真蒸、進丈… などいろいろな当て字があり、どんな意味があるのかよくわかりませんが、美味しくいただけるのであれば、そんなことはまったく気にしないワタシでありまして…
あまりにフワッと揚げられた食感が最高なモノでしたので、ちょっと伺ってみますと、ココの店長〈?〉さんは和食料理店での経験が長いのだとか… 納得であります


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でありますから、〆にいただいた鶏雑炊も見事なモノでありまして、しっかりと旨みが出たスープはとろみが出るほど それが舌にまとわることでいつまでも旨みが残る優れモノ
〆にいただくにはちょっと味が濃いかもしれませんが、癖になる美味しさはコレだけを目的に伺っても良いと思ってしまいますね



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どことなくオシャレ感がある店内、イケメン店長が焼き上げる焼鳥、その見事な美味しさ
そんなことが、見た目にはオジサンのチョイ飲み焼鳥屋さん的なお店に、女性客を集めるのでありましょう
カップルで来られる方や、女性だけのお客さまも…
穴場なお店発見 ってことで、人には教えたくないって感じですね


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小さなお店でありますので品数はそれほどありませんし、鮮度にこだわるお店でありますから余分な仕入は一切していないために、品切れの商品があるかもしれません
しかし、本当に美味しい焼き鳥に目が無い「通」の方にも通ってほしいお店でありました



【とり処】
東京都新宿区新宿4-2-9
03-5367-4550

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