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お仕事で平塚へと出掛けます
梅雨の晴れ間と言うには、ちょっと雲が厚い日ではありますが、今日は雨の心配が無いとのこと
ひと安心であります
いつもの関内にはちょっと目新しいお店が見つからないってこともあって、アポイント前に平塚でランチをいただこうと、ちょっと早めに出かけることにいたします


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駅から程近いパールロードなる商店街に面したお店でありまして、間口半間ほどの細い階段を上った2階という厳しい物件
頑張って、大きな看板を付けてはいるのですが、所詮は間口半間のお店 思わず通り過ぎてしまいそうになりますから、1階の「日高屋」さんを目印にされた方が迷うことが無いかと思います


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その日高屋さんの看板の上には・・・
なんと、「激安食堂」と書かれた大きな看板が・・・  上を向いて歩いていれば、これを見落とすことは無いでしょうね
それにしても激安食堂とは、何と大胆な・・・ 安さだけを売り物にするトコロに当たりは無い
いつもならそう思い通り過ぎるところなのですが、今日はちょっと“怖いもの見たさ”ということで・・・


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客席はこの長いカウンター席だけ といっても20人くらいは座れるのではないでしょうか
先ずは入り口の券売機で食券を買って、好きな席へ座ります 幸いにも角っこが空いてましたので、ワタシはそこを陣取ることにいたします
カウンターの中には、3人のおばちゃんが忙しそうに動いています
ココのウリは、安さだけでなく、このおばちゃんが作る手作りの味でもあるようですね 今どき希少なお店なのでありますから、もっとそこを全面に出してもよいのでしょうに・・・


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ちょっと最近野菜が欠乏しているようなので、“肉野菜炒め定食”をいただくことにいたします
何度も言うようですがココは激安食堂でありますから、安さを全面に出すために、そのボリュームは控えめなのでは・・・
これから、キッチリと打ち合わせが詰まっていますので、物足りなく終わってしまったら大変ってことで、“鶏南蛮”を単品で追加したのですが、これが大きな失敗であったに気付くのはもう少し後のこととなります

中華鍋を振る音が止み、ワタシの前に“肉野菜炒め定食”がやってきます
なっ、なっ、何と・・・ これはその辺の定食屋さんの1.5倍くらいはあろうかと言うボリュームではないですか・・・  これなら、追加注文なんかしなくても良かった というか、これだけでも食べきれるかどうか不安になってきます
しつこいですが、お値段がお値段でありますので、もやしばかりでお肉なんて大して入ってはいないだとうと高を括っていたのですが・・・ これまた良い意味で裏切られます
作り立てで熱々ですし、野菜はシャキシャキとした歯ざわりを残した絶妙な炒め加減 さらにその塩加減も抜群であります

程なくやって来た“鶏南蛮”
宮崎のチキン南蛮とは別物でありまして、いわゆる“小あじの南蛮漬け”などに良くある、酢・醤油・みりんに唐辛子で辛味を加え、スライスされた玉ねぎが乗せられた、あのスタイルであります
この南蛮酢がとにかく美味しくて、これなら冷やしていただいても美味しいに違いないですね
これから仕事が無ければ、間違いなくお持ち帰りさせていただくところです

ココは定食屋さんでありますから、お客さまのおなかを満たしてこそ、その存在感があろうかと言うもの
お漬物や梅干・生卵などの、ご飯のお供はフリーでいただくことが出来ます
そしてもちろん、ご飯の大盛も無料 驚くのは豚汁までもが大盛無料であるということ
“激安”でありながら、この品質の料理、そして大盛無料、さらにご飯のお供はフリーだなんて・・・
本当にこれで、経営が成り立つのでしょうか?
なんて思いながら店内を見渡していると、そこには・・・
『大変な時代だから儲からなくても良い 長く続けらる店にしたい』との張り紙があるではないですが
この謙虚な気持ちに感動すら覚えましたね



で、これがいくらなのかと申しますと、肉野菜炒めが定食で480円 鶏南蛮は単品ですから350円
確かに激安でありますね
これだけお値打ちでありますから何度も通いたいところでありますが、さすがに平塚までは・・・
また、平塚へ来ることがあったら、きっとお邪魔いたします
どうもごちそうさまでした



【小林屋】
神奈川県平塚市紅谷町4-5 2F
電話番号非公開

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