L1020358-a.JPG

吉田うどん
富士吉田市が、町をあげて吉田うどんの街として知名度を上げる企画など毎年行い、県外への告知にも熱心であるため、ココのうどんだけがあまりにも有名になっているのだけど、実は山中湖周辺の町では昔からこのようなうどんが日常に食べられているとのことであります



5f7d8909.jpg

それで、隣町である忍野村にある「渡辺うどん」さんへ連れて行っていただきます
こちらのお店には看板や暖簾がありますが、その場所は目立った建物や商業施設などが無い、いわゆる住宅地の中にポツンとありますから、探すのにはちょっと苦労する隠れ家的なお店であります
グルメ漫画の「美味しんぼ」にも登場したお店であるようですね


3abde931.jpg

こちらのお店も民家を改装したお店でありまして、大広間にいくつかのテーブルが置かれただけの飾り気が無いお店であります
どこと無く、田舎の親戚宅での集まりのような感じがして・・・ 
そんな長閑な雰囲気が、ワタシには非日常間を感じるモノであったりいたします


c230aa6d.jpg

一番人気は“肉玉うどん”とのことですが、うどんに生卵を落とす“月見”的なモノが苦手であるワタシは、“肉うどん”をいただくことにいたします
この辺りでは馬肉を使うことが一般的であると聞いてはいたのですが、「このお店では牛肉を使ってるんだなぁ」なんて思いながらいただいたのですが、お店を出るときに確認いたしましたら、やはりココでも馬肉であるとのことでした
うーん・・・

麺は吉田のモノと同じ剛麺であります
箸で持ち上げても、ダランとならないほどの硬さでありまして、しっかりと顎を使っていただくことになります
と言っても、いざ食べてみますと、その硬さも美味しさでありまして、噛めば噛むほどに感じる小麦の香りがとっても美味しいモノでありましたし、そんなに硬さが苦になるものでもありませんでした

吉田でいただいた「白須うどん」さんと比べますと、コチラの方が精製度が高い小麦を使っているようで、いくらか色白ではありますが、何れにしても地粉を使うのがこの地域のうどんの特徴であるようですね


507cf219.jpg

やはりこちらのお店でも、七味や一味ではなく、自家製の辛味が用意されています
こちらのモノは、味噌をあまり使わず、七味をごま油で練ったようなシンプルなモノでありまして、その分、唐辛子の香りが強く感じられる仕上がりになっています
そうなればうどんの美味しさだけでなく、あちらこちらのお店でうどんをいただきながら、それぞれのお店の辛味の特徴を楽しむことも面白そうでありまして・・・
きっとまた、この町のうどんの食べ歩きに来ることにいたしましょう
1杯は300円~400円ほどであるようですから、讃岐同様、数軒のお店を食べ歩いても、お財布への負担も少ないですしね・・・


【渡辺うどん】
山梨県南都留郡忍野村内野514
0555-84-2462

今日もご訪問いただきありがとうございます
ブログランキングへの応援クリックお願いします
人気ブログランキングへ





渡辺うどん
総合:4.0

料理・味:4.0 サービス:3.0 雰囲気:3.0 CP:4.0