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昨日のこと
フォロアーさんの「東京近郊のみなさん、蒲田にある鈴文ってカツヤさん、めちゃくちゃ美味しいかもーヾ(@⌒ー⌒@)ノ 」ってツイートを読んで、頭の中がとんかつ色に染まってしまったのであります
そうなってしまうと、簡単にはソレを消すことが出来るわけも無く“とんかつ”を食べるしかないのであります


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折角ならば、その美味しいと言われる「鈴文」さんへ
川崎から大森にかけては、名店と言われるとんかつのお店が多い地域なのです
中でも大森にある“丸一”ってお店が最も有名で、そこから暖簾分けされたお店がズラリと名店として名を連ねているのです
こちらも、その例に漏れず「大森丸一姉妹店」と暖簾に記されてますね


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厨房を囲むカウンター席のみの小さなお店
だけど、大将ひとりが銅鍋で揚げるとんかつでありますから、このくらいがベストな大きさなのでありましょう

17:30に開店すると、どこからともなくお客さまが集まって来て、10席ほどしかない店内には、体格が良い男性客ばかりで半分ほどを埋めていました


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普通のとんかつ定食でも良かったのですが、わざわざ蒲田までやってきたのですから・・・
「特ロースかつ定食」をいただくことにいたしましょう

とんかつは厚いほうが美味しい
そんなワタシのこだわりを絵にしたような、30mmはあろうかという分厚いロース
ソレをじっくりっと15分ほど掛けて揚げた後、2分ほどの蒸らしでお肉に火を入れていきます
ですから、切り口はほんのりとしたピンク色で、肉汁が溢れんばかりに膨れ上がっていて・・・ あー、堪らなく美味しそうであります
最初はちょっと若いようにも思えますが、コレは食べ進む頃にちょうど良い火の通り具合になるように計算されたことなのでしょう
豚肉ならではのサクッとした食感や、モチッと歯にまとわるようなしっとり感が楽しめるとんかつであります



お肉に串を打って、粉や卵、それにパン粉をつける仕草は“丸一流”ですね
衛生面ってこともあるのでしょうが、脂身の融点を考え、体温が伝わらないようにと工夫している姿であろうとワタシは勝手に思っているのですが・・・ 真意のほどは分かりません

しかしどこのお店も、揚げ物屋とは思えないほどピカピカの店内で、いかにも職人さんって雰囲気の大将が、その経験と勘に頼って、銅鍋でかつを揚げている
チェーン店ではない、支店経営
暖簾分けってスタイルではあるけども、キチンとお店を任せるに値する人材が育った時に初めて支店として出店する
コレが、本来の飲食店の姿だと再認識するお店でありました



【鈴文】
東京都大田区西蒲田5-19-11
03-5703-3501

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鈴文
総合:4.0

料理・味:4.0 サービス:4.0 雰囲気:3.0 CP:3.0