
福岡第ニ合同庁舎の向かいにある『藁焼き炉端 海風土』
入れ替わりが激しい博多駅東エリアにあって、開業から12年目を迎える人気店であるとのことでお邪魔させていただきますと…
お隣にある系列店『元祖竹炭やき鳥 はかた風土』とともに、開店直後から席を待つお客さまで入口周りは溢れていました

今回は宴席での利用となりましたので、通常とは異なる入り口から入店 55人が集まれる掘り炬燵席をいただきます
広がりが感じらるような広間ではありませんが、4名掛けテーブルを一列に連ねた小上がりは窮屈というほどではなく快適に過ごすことができました


食べることよりも飲むことを目的とした方が多いことから、飲み放題が付く比較的安価にいただけるコースが用意されていましたが…
メニューには10,000円なんてコースメニューもあることから、料理性が高いお店なのだろうと期待を高めます
先付けとして用意される「ワカザギの土佐煮」と冷菜の「合鴨と新タマネギのサラダ」は事前に卓上に並べられていまして…
ワカサギが温かいことまでは望みませんが、タマネギのサラダが冷えていないことが残念に感じます



そして「旬魚の五点盛り合わせ」
冷凍マグロの取り扱い量が日本一とも言われる三洲産業の札が立てられたミナミマグロをメインがメインとなっていますし、僅かではありましたがショルダーネームにもある“藁焼き”であろう鰹のたたきなどが添えられていて…
それぞれに10mmほどの厚みに切り付けられたお刺身をいただきました
「メゴチの唐揚げ」と「鰆の幽庵焼き」 お酒のアテとして調味されているのか、烏龍茶派のワタシにとってはいずれも味が濃いものでありました


そして「牛タタキポン酢ジュレ」
こちらは事前に準備され、ラップをしたあと冷蔵庫だ保管されていたであろうそのままの姿で提供されまして…
盛られたネギもぺちゃんとになっていますし、先のタマネギサラダとは反対にキンキンに冷えた牛タタキにがっかりでありました
しかし、続いて提供された「地鶏のもも焼き」は調理したてのものが熱々の鉄皿で提供されまして…
ニンニクの香りや塩味が絶妙であるだけでなく、宮崎のものとは異なる身の柔らかさをおいしくいただくことができました

〆の食事は「ヒレカツ巻き」
こちらもタイミング見て調理されたであろうものでありまして、温かみを残したヒレカツの柔らかさをいただくことができた満足な一品であるのですが、汁ものが添えられないことが少し残念に感じられました
“飲み”の席に汁物は不要との声もあるのでしょうが、わかめとお豆腐など簡単なもので良いので赤出しや味噌汁で構いませんので、お料理の提供時に声をかけてくださる気遣いがあれば最高ですね
【藁焼き炉端 海風土】
福岡県福岡市博多区博多駅東2-4-17 第6岡部ビル1F
092-433-4210
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