歌舞伎座の裏手、祝橋の袂にある『一体感』
土鍋で炊き上げられたご飯でいただくビーフカレーは、スプーンの背で押すとお解けるほどに柔らかく煮込まれたお肉がゴロゴロっと入った贅沢な逸品でありました
2020年12月、コロナ禍真っ只中に開業されたお店も、その収束に伴い手狭となったようで…
築地場外市場にあったカウンター4席と店外に2名席が4つ置かれるだけの小さなお店は現在の場所へ移転されています
とは言え、こちらも2名掛け7卓と4名掛けひとつと18席だけの小ぢんまりとしたお店でありまして、お邪魔した11:00前には席を待つお客さまが列を作ることがなかったもの、食事を終えた12:00近くには20人ほどの列ができていました
提供されるカレーは和牛ビーフカレーのみでありますが…
土鍋で炊きあげるごはんを、オリジナルブレンド米や秋田県産の「サキホコレ」、新潟・魚沼産の新米「雪椿」から選ぶことができますし、基本となる“中辛”や“辛口”のほか1辛から5辛を選ぶこともできて…
トッピングとして豚ヒレカツや海老フライ、チーズ、ほうれん草、茄子なども用意されています
和牛がゴロゴロっとしていることからトッピングは必要ないだろうし、ごはんはオリジナルブレンドこそこだわりが強いのだろうと、2辛だけをリクエストいたします
土鍋で炊き上げられることから20分ほど待ちますが、蓋を開けたときに立ち上がる蒸気とともにごはんのおいしい香りが広がりまして…
いただく前から満足な食事になるであろうことを予感いたします
カレーは濃厚な欧風カレーでありまして、深いコクを感じることができますし、スプーンの背で押すだけで解けてしまうような和牛の塊がゴロゴロっと入っていることから満足度が高い逸品でありました
辛さの調整はカイエンペッパーで調整されているのか、お願いした2辛は添え書きされていた通り“めっちゃ辛い”ものでありましたので、特別なこだわりがなければ基本の中辛か辛口でいただくことがこのカレーを最もおいしくいただけるのだろうと思います
【土鍋ごはんと甘辛カレー 一体感】
東京都中央区銀座4-14-1 石田ビル銀座 1F
03-3542-5055
コメント