大池通り沿い、第一薬科大学看護科棟の裏手となる住宅街にオープンされた『福天』
お昼のメニューから選んだ「極上牛まぶし」はすき焼き用にスライスされたであろうリブロースの柔らかさと脂身の旨みを楽しめるものでありました
『福天』と聞けば荒戸にある四川料理店が思い浮かぶのですが、今日お邪魔したのは今年6月に玉川町で開業されたばかりのすき焼きとしゃぶしゃぶのお店でありまして…
1985年5月築の古寂びたアパートがリノベーションされ“タマガワアパートメント”と名も新たに生まれ変わり、その1階に昨年夏に開業されたオシャレカフェ「so-sou」の隣にあります
テーブル席はゆったり目な4人掛けが2卓と2名掛けがひとつ、そして掘りごたつになった2名掛け2卓と6名掛け1卓の小上がり席と小ぢんまりとしたお店でありまして…
決して上質なものではありませんが、白木調の天板や柱、そして簾のようなロールカーテンで仕切られることでの上品さに加え、個室感もあって居心地よく過ごすことができました
お昼のメニューにはお手頃価格でいただけるハンバーグや唐揚げランチ、鹿児島県産茶美豚を使った葱しゃぶなども用意されていましたが…
“厳選された上質の黒毛和牛”を謳う「極上牛まぶし」に惹かれます
すき焼き用にスライスされたであろうリブロースのボリュームにも満足でありますが、その柔らかさと脂身の甘みは黒毛和牛だからこそのものでありましょう
特に割り下のようなもので調味されてはおらず、添えられる焼肉のたれやだし醤油、そしてお出汁をかけるお茶漬けを楽しむことができるのですが…
1番のお気に入りはだし醤油でありまして、卵黄の円やかさと、だし醤油の旨み、そしてレフォールの香りとおいしくいただくことができましたし、お茶漬けに使うお出汁は牛テールと焼あごでとられているとのことで、その優しい味わいも良い感じでありました
【しゃぶしゃぶ・すき焼き 福天】
福岡県福岡市南区玉川町15-6 タマガワアパートメント 1F
092-710-1346
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