
開発が進む虎ノ門ヒルズ 2014年の「森タワー」、2020年の「ビジネスタワー」、2022年の「レジデンシャルタワー」に続いて、先月開業した「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」を視察し…
お昼をそこでいただこうと思っていたのですが、まだ一部のレストランしかオープンしてませんでしたし、目的としたベーカリーは日曜日が店休日でありましたので銀座へと移動いたします


お邪魔したのは今年7月に銀座コリドー街にオープンした、煲仔料理(ボウジャイ料理)を名物とする香港料理店『POT POT HALL』でありまして…
入り口近くにあるカウンター8席と2名掛けのテーブル9卓ほどのお店かと思っていたのですが、奥には個室となった席もあるようですし、中華料理店とは思えないようなスタイリッシュな設えとなっていることからか女性のお客さまが目立ちます



煲仔料理(ボウジャイ料理)とは土鍋を使って炊き上げるお料理でありますが、今回目的としたのは香港の冬を代表する食べものも言われる“煲仔飯(ボウジャイファン)”でありまして、日本風に言うところの土鍋ごはんといった感じのお料理であります
メニューには香港式ソーセージと貝柱が入ったものから、伊達鶏、和牛とダッグエッグ、塩漬け魚とイカに挽肉が使われるものなどバリエーションがありまして…
ホタテのお出汁が効いていそうなソーセージとホタテと迷いましたが「醤油漬けスペアリブのボウジャイ飯」を選びます
提供されるとお店の方が醤油ダレのようなものを掛けてくださいますので全体をよく混ぜて馴染ませますと、そのタレが焼けることでの香りに食欲が掻き立てられますし…
インディカ米でありますし、日本でいただくご飯よりも硬めに炊かれていることでパラパラっとした食感とあっさりとした味わいを感じまして…
タレがほどよく染みていることでの旨みは満悦至極でありました スペアリブもしっかりと醤油漬けの味が染みていながらも、驚くほどにふっくらと柔らかく骨離れもよく…
初めていただいたお料理でありましたが、クセになりそうな気がいたします
ご飯のお供として「カリカリ大根漬け」をいただいていたのですが、そのカリカリとした歯ざわりも然ることながら、鼻から抜ける特有の風味も心地よいものでありました



そしてもう一品「海老ワンタン麺」
清湯は澄みきった美しさだけでなく繊細かつ優しい風味と旨みを感じることができますし、極細でありながらもしっかりとした歯ごたえを感じる香港麺との相性が抜群でありまして…
これだけでも十分に満足を感じることができるのですが、プリっとした海老ワンタンの歯ざわりに至福を感じることができました
【POT POT HALL】
東京都中央区銀座7-2
03-6280-6683
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