P3314069

博多駅筑紫口ロータリーにあるオリエンタルホテルの地下テナントにある『ビストロ アン・ココット』
お肉博士一級の資格を持つシェフが手掛ける“シャルキュトリー”のほか“グリル料理”や“ココット料理”など肉料理を柱とするビストロであるようで…
お昼にはユニークなハンバーグが提供されているとのことでお邪魔させていただきます



P3314084
P3314078
赤をアクセントにした店内には2名掛けテーブルソファー席、カウンター席と50席弱がゆったりと並べられていまして…
お落ち着いて食事をいただける空間ではあるのですが、昨今話題になっている人手不足の影響でありましょうか
調理場と客席、それぞれ一人ずつで営業されているのとのことから、電話に出ることもできないほどに忙しそうでありましたが、滞在されているお客さまにはきちんと声掛けしながら、優先順に沿った対応ができていることから不満を感じることはありませんでした


P3314062
P3314071
P3314075
お昼には「牧草牛 1/2 パウンド (225g)ステーキ」や「スパイシーローストチキン」「骨付き鶏モモ肉のコンフィ」などと6品が用意されていますが、メニューの上段に書かれるのは「バターチキンカレーハンバーグ」と「100%ビーフハンバーグ~デミグラスソース」であることからハンバーグ推しであることが窺えます

気になったのは筆頭にある「バターチキンカレーハンバーグ」でありまして…
商品名からは“バターチキンカレー”が掛けられたハンバーグであるように思えますが、その説明には“チキンでありながらジューシーでプリっとした食感と心地よさ”とありますので鶏肉のハンバーグなのでありましょう
卵黄付きだとあるチーズをプラスしていただくことにいたします

2段に重ねられたハンバーグはひとつ150gほどあるのではないかと思えるほどに厚みがあるもので…
牛肉のようにふっくらジューシーなんてものではありませんが、細かいメッシュでミンチにされた鶏肉をしっかりと捏ねたのであろう弾力ある歯ごたえを感じることができます
崩した卵黄と混ざることで円やかさを感じることもできますが、たっぷりと掛けられたカレーソースはスパイシーで…
とろけたチーズのコクが加わることで濃厚さを増していますので、正直なところ鶏肉の淡白な味わいは感じられませんがトータルで満足度が高い逸品でありました

ハンバーグの下にはじゃがいもが敷かれ、その周りにズッキーニやキャロット、カリフラワー、パプリカ、ナス、ビーツと多種の野菜が入っていることでのバランスもうれしいですね



【Bistro en cocotte】
福岡県福岡市博多区博多駅中央街4-23 オリエンタルホテル福岡博多ステーション B1F
092-409-8011

関連ランキング:ビストロ | 博多駅祇園駅東比恵駅