
博多駅の西側
博多口を出た大博通りとはかた駅前通りに挟まれた一角には警察署や区役所のほか多くの事業所が集まっていまして…
お昼どきともなれば一斉にビルから出てきたビジネスパーソンが、お弁当屋さんやコンビニ、ラーメン店やうどん店、居酒屋に列を作っているのであります



そんな行列を横目に急いだのは商工会議所地下にある『松風』ってお店であります
到着したときにはひと組が待たれていましたが、5分も待つことなく入店することができ、5席ほど並ぶカウンター端っこへ促されたのですが…
そこで窮屈にしているワタシを察してか、相席でも良ければと先客ひとりが座る4名掛けテーブルへと変更していただけました


お昼のメニューには、サービスセット定食とある「Aねぎとろ丼」「B 松風弁当」「C 刺身盛合わせ」に加え、その他のセット定食として「ぶりかま塩焼のセット」「さわらの西京焼のセット」「さばみりん干焼セット」などと10品が並びますし…
シンプルにその他定食として「とり天定食」「チキンカツ定食」「アジフライ定食」など6品と、お昼定食メニューとしては豊富に思えますが…
セットの一品として選ぶことができる“とり天” “イカ天” “野菜天” “アジフライ”とが上手く組み合わせられていることで調理の負担は抑えられています
そんなメニューの中から選んだのはサービスセットCの刺身の盛り合わせであります
3種盛られたお刺身を尋ねたところ、“クロ”と“ヤズ”、それに“ハガツオ”であるとのことですが…
“ハガツオ”以外は聞いたこともないお魚であることから検索してみますと、“クロ”とは九州地方での呼び名であって“メジナ”であるようですし、“ヤズ”は出世魚である“ブリ”の若魚のことを指すのだとか
メジナは夏になると磯臭さを感じるようになる反面、冬場にはとってもおいしくいただけるのだそうで…
今月いっぱいくらいまでがおいしくいただける時期であるらしく、淡白な味わいをいただくことができましたし…
魚種によって刺身の厚みを変えてあることで、脂が乗った“ヤズ”や“ハガツオ”の身の柔らかさを楽しむことができました
プラス一品として選んだイカ天には玉ねぎやピーマンも添えられていますし、何よりもコリコリっとした歯ざわりと、甘みでありまして…
ひと口サイズほどのものが6貫盛られることでの満足度も得られるものでありましたし、大根と揚げがたっぷりと入った味噌汁もおいしくいただくことができました
【和食 松風】
福岡県福岡市博多区博多駅前2丁目9-28 福岡商工会議所ビルB1F
092-441-9733

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