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ちょうど2年前にオープンしたラーメン店『駄目な隣人』
フランス料理の基本となるブイヨン・ド・レギューム(野菜の茹で汁で作るブイヨン)をベースとしたラーメンだと聞き、一度お邪魔したいものだと思っていたのであります
それで今日、年に数回の予定で通っている日本橋へ出張したついでに立ち寄らせていただきました



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人形町駅から徒歩1分ではありますが、間口が狭いお店でありますし派手な看板も出されていませんので、気付くことなく一度は通り過ぎてしまいます
9席のカウンターしかない小さなお店は14:00を過ぎているにもかかわらず先客でびっしりと埋められていましたが…
特等席にも思える入口に近い角席がタイミング良く空きましたので、待つこともなく席をいただくことができました


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提供されるラーメンは“REGULAR”と味玉を乗せた“PLUS”
それに最高を意味する“SUPREME”と名付けられたラーメンの3種でありまして、それぞれに細麺と太麺が用意されていますし… 添えていただくことができる土鍋で炊いた“白飯”や、そのご飯の上に上質なお肉が乗せられた“すき焼き”と魅力的なラインナップなのであります

私的には“すき焼き”目的と言っても過言ではないくらいに惹かれていますので、ラーメンは「REGULAR」をいただくこととし、細麺をチョイスいたします
麺は全粒粉であることから茶色っぽさと噛みごたえがあるしっかりとしたコシが感じられまして、喉越しの良さにおいしさを感じますし…
優しさを感じるスープに甘みを感じるお醤油の香りと麺との相性も抜群であります

そして何より目を引くのが薄いロゼ色野チャーシューでありまして、薄くスライスされた大判のロース肉が低温調理されていることでのしっとりとした柔らかさが感じられます
それとは別に歯ごたえがあるバラ肉の厚切りチャーシューも乗せられていまして、ふたつの食感を楽しく食べ比べることができました


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そして「すき焼き」
お米にもこだわりを持っておられるようで時々のおいしいブランド米が炊き上げられているとのことですし、そこに乗せられるのは1912年創業のすき焼き割烹『日山』とのコラボである“すき焼き”でありまして…
お米のおいしさはもとより、柔らかくとろけるようなお肉と割下の甘みを堪能することができる逸品でありますので、これを目的に来店されるお客さまも少なくないことでしょう
すき焼きに乗せたり卵かけご飯にしたりと、卓上に置かれた卵や木箱に入った海苔を自由にいただけると言う太っ腹なサービスもうれしいことであります



【駄目な隣人】
東京都中央区日本橋人形町3–7-13 日本橋センチュリープラザ 1F
電話番号非公開

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