料理好きな元看護師が営む『博多okatteふじコ』
お酒を中心とした夜のお店との印象であったことから二の足を踏んでいたのですが…
先日ポスティングされていたチラシによると、土日祝日は13:00から営業されているとありましたのでちょっとお邪魔してみることにいたします
薬院六つ角にあるインド料理店『ミラン』と鶏皮の名店『とりかわ粋恭』の間に建つビルの2階にありまして…
注意深く歩かないと見逃してしまいそうな狭い外階段を上がりますと、6席だけのカウンターの中に立つ女将が笑顔で迎えてくださいました
照度が落とされたスナックのようなお店あったり、常連さんたちが集っていたら遠慮しようと思っていたのですが…
開店時間にお邪魔したことで先客はいらっしゃいませんでしたし、自然光が入る明るいお店であったことからカウンター奥の一席をいただきます
お料理は日替わりで用意されているとのことで黒板に目をやりますと、昼飲み推しのお店であることから“酒肴”となるお料理が並んでいますが…
土鍋で炊き上げると言う鶏めしのおにぎりが魅惑的でありましたので、宮島産牡蠣のフライをおかずにいただくことといたします
フライが揚がるまでの時間は、お通しとてして提供された「栗の渋皮煮」と黒板に書かれていた「生姜とジャコ椎茸のきんぴら」を摘みながら女将との楽しい会話で過ごします
ブランデーを使ってますが大丈夫ですか？と気を使わせてしまった渋皮煮ですが、その香りはとっても良いものでしたし大きな栗はほっくりとしててお気に入りでありましたし…
生姜の香りと共にいただくきんぴらも旨みたっぷりな椎茸としらす干しが使われているのではないかと思うほどに硬さのないじゃこをおいしくいただくことができました
そしてカキフライ 2貫の提供ではありますが、そのひと粒が大きいことからジュワッとエキスが噴き出すジューシーさを楽しむことができますし、サクッと揚がったパン粉の歯ざわりが心地良い逸品でありました
良い素材を選んできちんと手作りしたご飯を提供されているとのことで、当然タルタルソースも手作りでありまして…
マヨネーズを使わないことでの爽やかさで揚げ物をさっぱりといただくことができました
幾ついただいても均一料金であるらしく、たっぷりと作られたおにぎりが置かれます
開店時間直後とのプラス要因もあるのでしょうが、ラップで丁寧に包まれていることで、新米を炊いたとの鶏めしはとってもしっとりとしていまして…
お酒を飲んだ後の〆にもおいしく召し上がっていただきたいとのことで少し濃いめの味付けをしているとのことでしたが、素面でいただいてもちゃんとおいしくいただくことができふたつもいただいてしまいました
女将曰く“スナック以上小料理屋未満の店”であるとのことで…
お客さまを巻き込んだ女将との楽しい会話を肴に、お肉やお魚など手作りの家庭料理を楽しむことができますし、お料理は日替わりであるとのことですから飽きることなく通うことができそうですね
【博多okatteふじコ】
福岡県福岡市中央区薬院1-11-13 正山ビル2F
070-8420-9720
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