那の川四ツ角交差点近くにある『旬の料理 宝祥』
「いかの活造り定食」が1,500円でいただけるとのことで、半年ほど前にお邪魔しようとしたことがあるのですが…
時化のために入荷がないとのことで断念せざるを得なかったのであります






それで世間的には焼肉の日である今日、魚介をいただきたい気分もあってリベンジさせていただくことといたします
1組の先客が入り口外のベンチで待たれていましたが、12:30を過ぎていたこともあってか10分も待つことなく店内へと促され、カウンター席をいただくことができました

4人掛けの座卓が4卓置かれる小上がりには居酒屋メニューがずらりと貼られていますが、7席は並ぶカウンターと向かい合う調理場に置かれた大きめな水槽には呼子直送のイカや豊後鯵などが泳いでいるようであります



いただくのはもちろんいかの活造りなのですが、いかが高騰しているとのことで、100g当たり1,200円へと価格が変更されていまして…
今日いただけるのは200gほどのものであるとのことから予算を超えてしまいますが、折角なのでと茶わんむしといかしゅうまいがいただけるCセットをお願いします

いかはとても温度変化にデリケートであることから、人の手が触れるだけでも火傷をして変色したり死んでしまったりと、取り扱いが大変なのだそうですが…
こちらでいただく活いかはクリスタルに輝いていまして、ゴリコリとした歯ごたえと甘みを楽しむことができるものでありました
甘みがある九州のお醤油でいただくことで、このおいしさがより引き立ちますね



先ほどまで元気に動いていたゲソやエンペラーは後造りとして天ぷらに加工していただきます
その間にご飯や汁が冷めてしまうのは残念なことですが、サクッとした衣の歯ざわりやコリコリとした身の歯ごたえは満足なもので…
刺身よりも甘みが強く感じられますので、天つゆだけでなく、お塩でいただけるとうれしいですね



既製品であろういかシュウマイはさておき、茶碗蒸しはあえて添えるほどのものではなく、ご飯も水分が少ないのかパサパサとしていましたし…
注文を聞くタイミングや後造りを促すタイミングなどへの気配りに欠ける接客と、おいしいメイン料理がいただけるだけに残念でありました


【旬の料理 宝祥】
福岡県福岡市中央区高砂2-11-5 エステート・モア平尾センティモ1F
092-524-3666