
10年ほどのお付き合いとなるクライアントさまの新入社員研修を明日に控えての前泊で横須賀
毎年お手伝いいただいているマナー講師の先生とともに、ホテル近くにある『和膳と酒肴 廚』で会食をいたします



落ち着いた雰囲気を感じることができるファザードに好感が持てますし、30席ほどの店内も上質な設えでありまして…
日曜日ってこともあってか、それほど混み合うこともなく、気さくな人柄を感じることができる店主と、笑顔が素敵な看板娘のもてなしをいただくことができました

お通しとして提供された春らしく爽やかさを感じるおひたしに、これからいただくお料理への期待も高まりまして…
トマトすき焼きやあぐー豚のしゃぶしゃぶなどお肉料理も充実していますが、“和”をいただきたい気分でもありましたので旬を感じることができる一品料理をいただくことにいたします

先ずはお刺身の盛り合わせ
一人前が2,000円ほどとちょっと高めではありますが、生インドマグロの赤身と中トロに黒ムツやのどぐろ、桜鯛、白エビと盛られていることから納得であります




そして定番料理から「焼きたて だし巻き玉子」と「手造り おぼろ豆ふ」「チーズとタラモの湯葉包み揚げ」をいただきます
焼きたての熱々を楽しめるだし巻き玉子はこだわりの卵が使われるだけでなくたっぷりと出汁が含まれていることからコクと旨みを感じることができましたし、天然塩でいただくおぼろ豆腐は大豆のおいしさを感じることができるものでありました


サラダは「地野菜と生ハムのサラダ」
三浦のキャベツが盛られるのかと思いきや、アイスプラントや菜の花、スナップえんどう、など旬の野菜がたっぷりと盛られていまして…
金柑を使ったと言うドレッシングのおいしさやうつくしく飾られた苺の甘みにも満足であります
お酒のお供にといただいたのは「焼き空豆」
こちらも天然塩でいただきますが、旨みが流れる茹でとは異なり、焼かれることでの凝縮した旨みが引き出されまして…
しっとりとホクホクした食感とともに旬のおいしさを堪能することができました


続いては「筍の醤油焼き」と「白海老のかき揚げ」
筍にはわらびやふき、柔らかく煮られた牛蒡が添えられていまして…
穂先の柔らかさと中央部のほど良い歯ごたえが楽しめるだけでなく、ふきのほろ苦さも楽しめる逸品でありましたし、白海老のかき揚げもふっくらとした白海老にサクサクな食感もあっておいしくいただくことができました


締めにいただいたのは「北海道ホタテの土鍋ご飯」
炊き上がりまで45分ほどかかるとのことで、頃合いをみて注文させていただきまして…
土鍋の蓋を開けたときに立ち上がる湯気には出汁の香りが漂います
そんな出汁の割合も絶妙でありますし、一粒ひと粒がしっかりとしたご飯は甘みがあっておいしくいただけるものでありますし、ホタテもたっぷりと使われる満足な逸品でありました
【和膳と酒肴 廚】
神奈川県横須賀市本町3-13-1 BUILD JUN1F
046-823-5221
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