
2019年12月に大阪・天満橋で1号店を開業したのを皮切りに、大阪と東京を中心に目覚ましい勢いで展開を進めている『ダパイダン105』でありますが…
昨年末、その12号店が福岡・天神にオープンされたとのことでお邪魔させていただくことにいたします



水鏡天満宮の脇にある“博多名物うまかもん通り”の一角でありまして…
2階にも20席ほどの客席があるとのことですが、4名掛けのテーブルが4つ並べられる1階席には赤や青と言ったカラフルな椅子が置かれ、厨房との境にある下がり壁には屋台の雰囲気を感じさせるメニューが掲げられています

提供されるお料理の核となるのは焼小籠包 10年ほど前から横浜中華街でも提供するお店が増えましたが、全国的にブームと呼べるほどの広がりはなかったのですが…
お昼に提供されるお料理は焼小籠包セットと焼売セットの二本柱でありまして、いずれも麺飯料理を選ぶことができます
皮の中に熱々のスープが入っていることから日本では焼小籠包と呼ばれていますが、蒸し上げられる小籠包とは全く別ものでありまして…
そのルーツは冷えた肉まんを焼いて温めたことにあることから本場・上海では生煎饅頭と呼ばれます
いわゆる小籠包よりも厚めの皮で包まれていて、揚げ焼きのように作られることから下半分はカリカリでサクッと、そして上半分はもっちりとした食感の変化を楽しめますし…
醍醐味であるスープはあるあるであるだけでなく、しっかりと旨味があっておいしくいただくことができました


雲呑麺や担々麺、海南鶏飯や陳麻婆飯など麺4種と飯4種が用意されていますが…
台湾らしいものをいただきたいと魯肉飯と担仔麺とで迷った挙句に「担仔麺」をいただくことにいたします
香菜やニンニクなどが加えられた醤油ベースのスープに中細のストレート麺 そこに豚肉のミンチがトッピングされていて…
辛さもなく飽きることなくいただける一杯でありました
余談ではありますが…
この担仔麺をベースに辛さを加えるなどのアレンジを加えたものが、名古屋のご当地ラーメンとして知られる「台湾ラーメン」なのだと言う説もあるそうですね
屋台をコンセプトとしたお店であることからかテイクアウト用の容器が使われているのですが…
どうにも安っぽさを感じてしまうことが残念に思えます
【da pai dang 105】
福岡県福岡市中央区天神1-15-3 水鏡天満宮横丁 1∼2F
092-717-2777
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