
福新楼や八仙閣と並び福岡を代表する三大老舗中華料理店と称される『平和楼』が、今月27日を最後に70余年の歴史に幕を下ろすとのニュースが流れてきたのであります
それほど多く通ったお店ではありませんが、天神のランドマーク的な存在であっただけに無くなってしまうとなれば寂しいものであります


と言うことで、その最後を前にお邪魔しておこうと訪ねてみますと…
多くの思い出を持っているであろう年配の方を中心に30人を超えるであろうお客さまが待たれていたのであります
とは言え100席を超える大箱でありますから、30ほどで席へと案内していただくことができました



タンタン麺やマーボー豆腐と言ったリーズナブルなランチセットからプチ贅沢が楽しめるスペシャルランチなども魅力的ではありましたが、別メニューにあった「紅米焼肉麺」に惹かれます
一片が50gを超えるのではないかと思えるほどに大きな三枚肉の角煮がゴロゴロっと2つ鎮座していますし、お肉と野菜は同量食べなきゃと言わんばかりにたっぷりなほうれん草が添えられていまして…
その角煮が箸で解せるほどに柔らかいのでありますが、平和楼では創業期から赤米と一緒に煮込むことで柔らかさを実現しているとのことでありました

そして添えさせていただいたミニ炒飯
多めの卵と彩りのネギだけを使ったシンプルな炒飯でありますが、パラパラでありながらも決してパサパサとした感じはなくしっとりとしていますし、絶妙な塩加減でおいしくいただくことができました
【平和楼】
福岡県福岡市中央区天神2-6-42
092-771-4141
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