
例年通り“寿を司る”と縁起を担いだお寿司で新年を始めようと思っていたのですが、元日から営業をしてくれているお寿司屋さんを見つけることができず…
年末に赤坂・大名周辺を歩いていたときに元日の営業を確認していた『魚喜』を訪ねることにいたします


1月1日11:11開店
その5分ほど前に到着してみますと、既に3組5名のお客さまが開店を待たれていまして…
お昼前にはお店を出たのですが、その時点で満席近くにまでなっていましたね 「甘えび丼」目的でこちらへお邪魔したのですが、先客も同じ思いであったようで…
厨房を前にするカウンターをいただいていたワタシ耳には海老一丁! おあと海老2丁!などと活気が良い声が聞こえてきます

「甘えび丼」
これまであまり目にすることがなかったどんぶりでありますが、福岡にはこの丼を提供するお店が多くあることから一度はいただいてみたいと思っていましたし…
曲がった腰と長いひげが長寿を表すとされる海老の目が飛び出している姿が“めでたい”と連想されることもあって慶事には外せないものであることから元日にいただくには適したお料理でありますね
仕入れがあった日にだけ提供されるとこことではありますが…
市場が休みであるお正月でありますから、事前に仕入れられていたのでありましょう
丁寧に殻が剥かれた甘えびがざっと30尾
それをキレイに盛り付けたどんぶり一杯にはどれほどの手間が掛けられているのでしょう
数量限定とのことではありますが、10杯でも300尾、20杯なら600尾の甘えびを剥くのは大変なご苦労だとは思いますが、その苦労があってこそ数ある甘えび丼を提供するお店の中で一二を争う話題店になっているのでしょうね
全く臭みを感じることなく、ぷるんとした歯ざわりととろけるような舌ざわり
そして甘みに飽きることがない山葵のアクセントと満足な逸品でありました
気になるのは甘えびの頭がどうなるのかと言う点でありますが…
出汁をとるのに頭が使われているようで、姿は見えないものの味噌汁に海老の旨みが感じられる味噌汁をおいしくいただくことができました
【海鮮居酒屋 大名 魚喜】
福岡県福岡市中央区大名1-9-18
092-401-0792
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