
東京駅近の商業施設から多くのテナントが撤退しているのですが…
去るお店もあれば来るお店もあるということで、成田に本店を持つ『うなぎ 新川』が都内初出店されたとのことであります


本店の創業は10数年前とのことらしく…
老舗うなぎ店がひしめく成田においては新参者と言えるのでしょうが、その人気は予約必須と言われるほどであると聞けば期待も膨らみます
オープンしたのはグランルーフの地下一階 西京焼を看板商品とする『築地 味の浜藤 醍醐味』だったお店を居抜いての出店でありまして…
多少のリニューアルはされているのでしょうが、和モダンな雰囲気はそのままでありますね



さて、提供される鰻メニューはお重の松・竹・梅をメインに御膳と丼の5種でありましたので…
迷うことなく「うな重【松】」をいただきます
提供されるまで15分ほど待ちましたが、そのうな重はお重からはみ出るほどの鰻が乗せられていまして…
その艶やかな照りは目でおいしさを感じることができるものでありました
ふっくらと焼き上がった鰻と、甘みを控えたすっきりとしたタレ そして、ちょっと硬めに炊きあげられたご飯に満足していますと、なんとそのご飯の間にも鰻が挟まれているではないですか
こういったうな重を提供するお店も少なくはありませんが、メニューに何の表記もないところからのサプライズに喜びも一層であります
こちらはうなぎの卸業者直営店であるとのことでの磨かれた目利きだけでなく、しっかとした焼きの技術をも感じることができる逸品でありました

鰻と言えば奈良漬け
最近は奈良漬けを添えるお店が少なくなっているようにも思えますが、奈良漬けに含まれる成分が鰻の脂肪分を中和してくれることで、あと口をサッパリとさせる効果があるんですよね
【うなぎ 成田新川】
東京都千代田区丸の内1-9-1 グランルーフB1F
03-5962-9722
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