汐留シティセンターにある『函館 まるかつ水産』
施設内に並ぶ飲食店の中で最も興味深く思っていたお店なのですが、コロナ禍にあって週末の営業は自粛されていますし、平日のお昼どきにはビジネスパーソンで埋め尽くされていまして…
ちょっと時間を焦らすと片付けを始めていたりと、なかなかお邪魔することができていなかったのであります
それで今日
羽田からのフライトの前に、開店時間を目掛けてお邪魔させていただくことにしたのですが…
どこのお店も開店直後から30~50個のお弁当を並べ、元気な声かけとともに積極的に販売されている光景は活気に溢れていて好感が持てます
目的とした『函館 まるかつ水産』は清潔感を感じる明るさが心地よいお店でありまして…
客席数に見合わない大きな厨房があることから、ここでお魚を捌いているに違いないと推測すると同時に、おいしいお魚がいただけると確信いたします
10種類ほどの商品が並ぶ海鮮丼をメインに、刺身定食や焼魚定食などの定食メニューがいくつかと、にぎりメニューが用意された定番メニューに加え…
マグロの希少部位を使ったお勧めメニューもいくつかありましたので、大好きな“脳天”が盛られる「マグロコンビネーション丼」をいただくことにいたします
先ずは熱いうちにとのことで“炙り”から
脳天とのど肉なのだそうですが、のど肉には癖があって好みが分かれそうですね
そして丼 正面に盛られた赤身が“塩マグロ”でありまして、塩味であることからそのままお召し上がりくださいとのこと
バチマグロの赤身なのだそうですが、ねっとりとした舌に纏わりつくような舌ざわりがすばらしいものでありました
時計回りに“のど肉”“脳天”“カマトロ”“中落ち”と並び、その脳天とカマトロは本鮪のものであるとのことでありますし…
トッピングされたねぎとろと合わせて6種もの部位を食べ比べできるなんて幸せな一杯でありますね
お醤油も卓上に置かれたもののほか、提供されたお盆には甘口なものとにんにく醤油が用意されていて…
のど肉はにんにく醤油がお勧めであるとのこと やはり多少の癖が気になる方も多いのでありましょう
途中、もう少しわさびが欲しくなりキョロキョロとしていますと…
「お味はいかがですか」と板長っぽい方に声をかけていただけましたので、塩マグロのねっとりとした舌ざわりがおいしくてびっくりしましたとお話ししたところ、褒めていただけたからと、わさびと一緒に塩マグロを2切れほどサービスしていただけました
『教わった塩マグロの作り方』
スーパーで売られるような安い冷凍バチマグロで良いので…
①柵のままきちんと解凍したあと、全体にたっぷりな塩を振って(揉み込まない・押さえつけない)15分ほど置く
②その時、柵を斜めにしておくと臭みの元となるドリップや余分な水分が流れてるのだとか
③そのあと塩を洗い流し、5分ほど冷蔵庫に入れておくだけで出来上がり ねっとりとした舌ざわりに激変しているそうです
【函館 まるかつ水産】
東京都港区東新橋1-5-2 汐留シティセンター B1F
03-6263-9697
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