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午前中の予定がスムーズに進んだことで12:00前に体が空いたのですが…
京橋のオフィスタワーからはお昼を求めるビジネスパーソンが堰をきったように流れ出てきまして、あっという間に近くのお店は満席となり席を待つお客さまが列を作るお店も少なくありません



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“1日限定10食”とのことで、これまでお邪魔することがなかったのですが…
今だったらまだ間に合うかもしれないと銀座へと急ぎ『上越やすだ』を訪ねますと、ビルのエントランスに置かれたパネルに“本日 空席ございます”とあり先ずはひと安心
奥にあるエレベーターで5Fへと上がりますと、降りた先にある入口があまりも殺風景であったことには些か残念さを感じますが、店内は窓側のテーブル席のほか、カーテン?で仕切られる半個室風の席などもあって、なかなか良い雰囲気であります


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いただくのは「謙信勝負飯」
長野県・川中島での合戦で知られる上杉謙信の69戦43勝24分2敗とも言われる戦績に縁起を担いで生まれた上越市の“ご当地グルメ”であるとのことで、受験前など何かの勝負事の前に召し上がられる方も多いのだとか
メインとなってるのは皮目を軽く炙った“のどぐろ”と“いくら”が乗せられる丼でありまして、それに出汁をかけるお茶漬けなど3つの味わいが楽しめるというものであります
のどぐろの水揚げでは、島根や山口、更には長崎といったところが有名ではありますが、同じ日本海に面する新潟でありますから脂がのったおいしいのどぐろをいただけることでありましょう
皮のおいしさに定評があるのどぐろは、軽く炙ることによって香ばしさを増していますのでシンプルにわさび醤油でいただいてももちろんおいしいのですが、熱々なお出汁をかけることで湯引きされたおいしさもまた格別でありました


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そして添えられていた「のっぺ」
お料理の説明をいただいたときには“のっぺい汁”かと思っていたのですが…
新潟で食べられる“のっぺ”はお正月や結婚式などおめでたい席に出されることが多い“煮物”料理であり、“汁物”であるのっぺい汁とは似て非なるものなのですね
“里いも” “レンコン” “ごぼう” “人参” “しめじ” “ちくわ” “こんにゃく”と7品目もの具材が使われた煮物でありまして、香りづけの柚子や彩の菜の花と見た目にも美しく、葛のとろみでまとめられた上品な味わいをいただくことができました


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もちろん食事のあとは、梅干しをいただき身を清めましたよ



夜には豊富の揃えられた日本酒を楽しみに訪れるお客さまも多いのでしょうが…
お昼どきは狙い目かもしれませんね



【上越やすだ】
東京都中央区銀座2-5-19 PUZZLE銀座5F
03-6263-0270 ​

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