
八丁堀にある水炊きの名店
かつては麻布十番や神楽坂でご商売をされていたようですが、10年ほど前にこちらへ移転されたようで…
今では近隣のビジネスパーソンからの支持を受け、お昼どきには行列ができるほどの人気店となっているのであります



そんなお店へ12:00過ぎにお邪魔してみますと、 暖簾を潜った先に5人ほどの先客が並んでおられまして…
ちょうど入れ替わりのタイミングであったのでしょう、2階からぞろぞろとお帰りになられるお客さまが降りてこられましたので、5分も待つことなく2階へと案内されます
1階には厨房が、そして2階には4~6人掛けのテーブルが5卓と10人ほどが座れる大テーブルが2台ありまして、ひとりで伺ったワタシは大テーブルの1席をいただきます


その大半の方が召し上がられるのが親子丼でありまして、メニューにはシンプルなものから九条ねぎを加えた「京」、つくねが入った「極」と3種が用意されていますし、創業期は蕎麦屋であったとのことから手打ちのお蕎麦をセットにすることもできるようで…
「極」を蕎麦セットにしていただき、おいしいうちにと〝小せいろ〟を一気に手繰ります
冷水で締められた細打ちのお蕎麦は喉越しが良く、つゆもキリッとした辛みと甘みのバランスが良いもので、かつては蕎麦屋であったとのことにも頷けるものであります
そして親子丼
とろとろに仕上げられた卵の上には更に黄身が乗せられていて…
それを溶いても味がボケることのないようにと濃いめに調味されたタレがたっぷりな〝汁だく〟であることからレンゲですくいながらいただきます
ふっくらと丸められたつくねが熱々でなかったことに惜しさを感じますが、柔らかく煮込まれた鶏肉にもしっかりと味がしみていて全体的には満足させていただけるものでありました
【八丁堀 博多水たき さ和鳥】
東京都中央区八丁堀3-24-1
03-3555-5258
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