午後からの予定は日本橋
今日は〝二の丑〟 でもありますし、お昼は鰻をいただくことといたします
三越周辺で鰻と言いますと『伊勢定』や『大江戸』と言った有名どころが思い浮かぶところではありますが…
お邪魔したのは『宮川』
焼き鳥と鰻の二本柱とするお店でありまして、その歴史は1955年の創業から60余年
江戸の時代から続く老舗が多くある日本橋においてはまだまだ新参者なのかもしれませんが立派な歴史ですよね
外階段を下りお店の暖簾を潜りますと…
陽の光が差し込んでいますし、小さなお庭を臨むことができて、ここが地下であることを忘れてしまいそうなほどに心地良い空間が広がっています
いただくのは「鰻お重」であります
上等そうな塗りもののお重の蓋を開けますと大振りの鰻が1尾鎮座しておりまして…
こちらの鰻
芳ばしく焼き上げられるというよりも、ふっくらと柔らかく焼き上げることが特徴であるようで…
タレも甘みが強く濃いものではなく、すっきりとした薄味なものであることから鰻が持つ香りや旨みを失うことなく、蒲焼きを味わうというよりも鰻が持つ本来に旨みを楽しむことができるものでありますね
そんな鰻に負けていないのがご飯でありまして、 ひと粒一粒がしっかりとしていることは基より、少し硬めに炊かれていることでタレが染みてもベタつくことがなくおいしくいただけます
そして肝吸い
別料金となることは残念でありますが、出汁の香りとプリッとした肝をいただくことができます
お昼限定としてサービスうな重というものがリーズナブルに提供されていますので、ちょっと鰻をいただきたい気分になったときなど気軽にお邪魔することができますね
【日本橋 宮川】
東京都中央区日本橋室町1-9-12 共同ビルB1F
03-3241-0736
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