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立ち喰いスタイルでお客さまの回転を高めることで、高価なイメージを持つ商品を低価格て提供する
銀座を中心にそんなお店が話題になっている中、「うまい・やすい・ごゆっくり」をテーマにする吉野家が面白いことを始めているのだ
約1年間嗜好を重ねその成功を確信したのか、9日に2~3年で20~30店に拡大すると正式発表された「吉呑み」へお邪魔して参りました



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神田駅高架下にある吉野家
お昼の時間は2フロアともに混み合っているのですが、夜になるとお客さまも疎らになって…
それで、ほとんど活用されることが無かった、2Fを居酒屋「吉呑み」と言うスタイルで営業しているのであります


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吉野家らしく壁面に掲げられたメニューを眺めますと、枝豆や冷奴、フライドポテトなど簡単に調理できるものズラリと並べられ、そのお値段も160円から300円ほど
これなら程よく飲んで食べても1500円ほどで済ませることが出来そうですね
お財布を気にすることなく気軽に利用できて、しかも週に何回も… これは受けそうな予感がいたします


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いただいたお料理はこちら
これでたっぷり? と残念な"たっぷり野菜"の他は、"ウインナー"と言うにはもったいないほどに立派なソーセージと、お値段以上の美味しさを感じる"マグロ刺身"、そして既成のポテトサラダではありますが添えられたハムがなかなかの"ハムポテト"と、どれもクオリティがしっかりとしていまして、かなりのコストパフォーマンスを感じることが出来ます


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もちろん吉野家の定番メニューである牛皿や、牛丼をいただくことも出来まして…
それほど豊富な商品がある訳ではありませんが、仕事帰りの一杯やって帰るには十分な品揃えなのです
ドリンクメニューも売れ筋だけしか用意されてはいませんが、生ビールやハイボールは300円で提供されますし、ウーロン茶においては120円とほぼ原価販売って感じですね


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そんなことで、ひとり呑みあり、2~3人での仲間呑みありと、お客さまが入れ替わりながらもほぼ満席状態が続きます
お昼のピークが終わった15:00位からテーブルの配置換えや仕込みを行い、17:00~22:30の「ちょい飲み」営業を行っているのでありますが、これまで使われることが無かったスペースですから、薄利であってもお店にとってもありがたいことなのでありましょう



原価率と言う考え方ではかなり高い数字になるの思われるのですが、ゆっくりと飲んでいただくことで、1500円ほどの客単価となるこの「ちょい飲み」では原価率は高くとも、300円足らずの牛丼を売る粗利よりも大きな粗利得ることが出来るってことですね
お客さまにとっては安く利用することが出来、お店にとっても大きな利益をもたらしてくれる 敷いては雇用促進にもなり、三方が幸せになれるビジネスですね



【吉呑み】
東京都千代田区鍛冶町2-13-26
03-5298-5036

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