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週末の雨模様が嘘のようにスッキリと晴れ上がった今日
日中はパソコンと睨めっこしながら資料をまとめて過ごし、夜には予定されていた会食へと出かけます
日暮れが早くなったことを実感しながら駅までの道を歩いていますと、秋の気配を感じることが出来る爽やかな風が吹いていまして… 随分と過ごしやすくなりましたね
ようやく、あの暑かった夏が終わるのかと思うとホッといたします



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都立大学駅近く、自由通り沿いにある隠れ家的な和食店
どなたかの邸宅を思わせる立派な庭付きのお店には看板ひとつ出されてはいないのですが、予約制と言うこともありまして、お約束の時間には執事のような井出達のスタッフが門の前で迎えてくださいますので迷うことなくお邪魔することが出来ます
大きな門を潜り、飛び石が置かれたお庭を奥へと進みますと、ようやくこの暖簾へとたどり着くことが出来ます


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店内に入りますと、そこにはウェイティングルームが…
そしてお部屋へと案内される途中、お店の中央辺りには、まな板の延長がテーブルになっている「シェフズテーブル」というカウンター席
目の前で調理されたものがすぐにその場でいただくことが出来る贅沢を味わうことが出来そうですね
そして個室
天井は抜けるように高く、壁面は白一色であり、その窓からは庭園の緑が見えるというステキな空間
そしてテーブルトップは白木の一枚板でありまして… その美しさに見とれてしまいそうであります


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今日のコースに使われる食材を紹介していただき、苦手なものは無いかとの確認のあと、料理が純に提供されます
一番に提供されたのは“衣かづき”
大きなお皿に和紙を敷いて、そこにコロンとひとつ置かれたのには笑えましたが、その美味しさに掴みはオーケーって感じですね
表面を香ばしく炙った後に柔らかく煮込まれているようで、アワビの旨みが閉じ込められた美味しさを堪能したあとには、スッキリとした出汁の美味しさに鯛の切り身とネギが浮かべられた椀物と続きます


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カワハギの刺身を肝醤油で…
シコシコとした食感と淡白な味わい それに肝の濃厚な旨みが重なる美味しさはテッパンですね
そして、焼サバの棒寿司を季節の野菜と一緒に
さらに、タコの炙りと実山椒で煮た枝豆
岩塩で旨みを引き出されるように炙られたタコに柚子胡椒を付けていただくのですが、これがまた絶品でありまして、これまでこれほどに美味しいタコをいただいたことは無いのではと思わせるモノでありました


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そして目の前で調理してくれる鍋物
鱧の骨でスープを摂って、それに身が厚い鱧や季節の野菜、それに秋を代表する食材である松茸を潜らせてくれます
優しい出汁の味だけでいただきますので、それぞれの食材の風味を味わうことが出来るモノでありまして、舌や頭だけでなく、身体が喜ぶような料理ですね
そしてお肉と椎茸のステーキに銀杏のソースをかけたモノ
上等なお肉は表面をカリッと焼き上げていますし、ビックリするほどに身が厚い椎茸の旨みもしっかりとしたモノであるのですが…
驚かれるのは銀杏を茹でて、それを潰して作ったと言うソースが実に新鮮なモノでありまして…
“和”の神髄を見たような気がいたします


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料理の〆はいくらと鮭の釜めしでありまして、出汁で炊かれたごはんと、旨みを引き出すためだけに使われた岩塩で焼かれた鮭 それに塩気が抑えられた醤油漬けのいくら
上品に少量ずつ取り分けていただけるのですが、あまりの美味しさにお替りを3杯もしちゃうほどでありました

そして、最後には目の前で作り上げる和菓子は甘みが抑えられた上品なモノでありまして…
抹茶と一緒にいただき、非日常感満載で楽しませていただきました


厳選したであろう食材を活かすために、必要以上の調味をすることをしない
シンプルな味わいでありますが、それがとっても身体に優しい感がして…
お庭の緑や料理の盛り付けを目で楽しみ、そこに流れる空気を肌で感じながら、料理の香りを楽しむことができるステキなお店でありますね



【八雲茶寮】
東京都目黒区八雲3-4-7
03-5731-1630

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