老舗蕎麦店、有名蕎麦店が乱立する神田
そんな街で、2人の若人が勝負を挑んだ?新鋭の蕎麦店である

全国の蕎麦を取り扱い、毎日日替わりで、2種の蕎麦を提供
その蕎麦は、お店の隅に石臼があることから、自店で蕎麦粉から作っていることが窺える
「東京最高のレストラン」に3年連続掲載されている、ちょっと期待大のお店であります


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須田町の交差点にある万惣ビルの裏で・・・
と地図を頼りに歩いていると、近代的なビルと大正時代の民家?の隙間に、赤い暖簾を発見
その暖簾に隠れるように「眠庵」との表札が・・・

暖簾を潜り1mにも満たないような路地を5mほど入ると、そこには民家の入口と思われる玄関
そこが、「眠庵」なのである


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玄関で靴を脱ぎ居間?へ上がると、5人ほどが座れるカウンターとテーブル席3つの、とっても小さなお店
入口のすぐ左に2階へ登る狭く急な階段があるのだけど、そこは倉庫であるようだ
壁、柱、照明などなど・・・ 全てが昔へタイムスリップしたかの様子
ステキであります


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人気メニューの1つ「牛肉と大根のバーボン煮」
今流のトロトロではなく、ホロホロって感じ
脂身が少ないところを使っているのでしょう
とってもサッパリとした煮込みでありました


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続いて「大根煮」
先ほどの大根と被ってしまったと思ったのだけどソレは別物
上記は圧力で、コチラは鍋でコトコトと・・・
なかなか手が込んだこだわりを感じますね


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コチラはお店で作っているという豆腐
多くのお店は自家製と言いながら、豆乳ににがりを混ぜて作るだけなのでしょうが、ココでは大豆を煮るところから手作り
その証拠に? ココのお通しは「おから」であります

大豆の風味たっぷりで、しっかりとした硬さのお豆腐
チョットお塩をかけていただくとその甘みが引き出されますよ
わさびなんかも良いかもしれませんね


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ココのおつまみメニューは「少しずつ」
お腹を満たすものではなく、全てが美味しいお酒の「アテ」
ですから、チョット味も濃い目になっているようですね


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「2種もり」ってお蕎麦
毎日、産地が違うお蕎麦を2種類楽しませてくれると言うもの
この1枚目は福島産

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そして2枚目は栃木産
残念ながら、ワタシの味覚ではその違いが判りませんでした(汗;)

とは言え、1枚目を食べ終わるタイミングを見計らい2枚目を提供してくれる
そんな気配りには感心させられます

冷水で締めたばかりの瑞々しいお蕎麦
これを一気にススル
ソレが美味しいお蕎麦の真髄ですからね・・・



隠れ家的なお店、こだわりの料理とお酒
「粋」を感じさせる雰囲気は、40歳未満お断りって位の大人のお店であります




【眠庵】
東京都千代田区神田須田町1-16-4
03-3251-5300